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お役立ち情報

◆せみの抜け殻を探そう◆

▲抜け殻からセミの分布状況が分かる

 地球温暖化は、身近な自然にどんな影響を与えているのだろうか。そんな疑問解決の手がかりにしようと、日本自然保護協会(東京・中央)が中心となってユニークな調査への協力を呼びかけている。「自然しらべ2007」と題し、全国の「セミの抜け殻」の状況を調べて自然環境の変化を探ろうという試みだ。

 調査への参加は簡単。近所や外出先でセミの抜け殻を見つけたら殻が壊れないように採集し、フィルムケースなど小型容器に専用の調査シートを添えて同団体に送るだけだ。送った抜け殻は専門家が種類別に分布状況などを分析し、今年中に結果をまとめる予定だ。

 実は環境省も過去に全国規模の抜け殻調査を実施しており、当時の結果と比較することで、セミの分布の変化などを知ることができるそうだ。例えば、本来は暖かい南方に生息しているクマゼミだが、最近では関東地方でも「鳴き声をよく聞くようになった」と聞く。樹木などが公園に移植される際に幼虫が移動してしまった可能性もあるが、平均気温の上昇による影響で北上した可能性も考えられる。

 同協会ではこれまでもバッタやカタツムリなど対象を変えて調査をしてきた。昆虫は自然界に適応して生きているため、環境変化を知る上で貴重なバロメータ。夏休みの自由研究も兼ねて、家族ぐるみで近所や旅行先のセミの抜け殻探しをしてみてはいかがだろうか。調査の締切りは8月31日。

 参加方法などはhttp://www.nacsj.or.jp/event/ss2007/index.htmlに。

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2007/7/28(土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
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