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◆自然を活用した田園づくり◆

▲自然耕栽培によるお米を使ったおむすび

 そろそろ全国各地の稲作地帯では田植えが終わるころ。稲が植えられた田んぼは一見美しいが、自然の象徴でもあるメダカなどの姿は見なくなった。

 田園にたくさんの生き物を呼び戻したい―。こんな思いから特定非営利活動法人(NPO法人)メダカのがっこう(東京都武蔵野市)では、イトミミズなど自然界の働きを活用して稲作に適した土作りをする「自然耕栽培」の普及活動を行っている。

 同農法と従来農法の違いは、必要以上に耕さないことと、冬でも水を張っておくことの2点。水張りは養分の流出を防ぎ、野鳥が飛来するなど自然本来の姿を取り戻すのに役立つ。化学肥料などを使用した一般の農法に比べて収穫量は約2割減でも約2倍の価格で売れるという。課題はこの米作りを理解する販路の開拓だった。

 そこで同法人の中村陽子理事長が今年2月、この米を使ったおにぎり店の「おむすび茶屋」(東京・千代田)を開店。お米の味や香り、弾力の良さが評判を呼び、今では1日平均250個を完売するほどになった。1個100円〜250円で、具材もすべてが無添加、無農薬とこだわりの一品だ。おかげで田んぼ約1.5ヘクタール分の需要を見込めるようになった。

 その一方で、田んぼの生き物調査も実施。アカガエルなど絶滅危惧種の生き物が田んぼに戻ってきているそうだ。生き物すべてに配慮した、自然耕栽培を広めるこの挑戦に注目していきたい。

 同法人のホームページはhttp://www.npomedaka.net/

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2007/6/9(土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
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