現在のカゴの中   円 ( 個 )

お役立ち情報

◆入れ歯で世界の子ども救う◆

▲不要となったいればの歯の金属部分を再利用する

 加齢とともにお世話になるのが入れ歯。厚生労働者省によれば、65歳以上の約8割が入れ歯を使っているというから、日本人には「生活必需品」と言えよう。ただ、作り替えたりして不要になっても愛着が強く、高額なため、処分に困っている人が多いのではないか。

 不要になった入れ歯を寄付してください−。歯科医や歯科技工士から成る特定非営利活動法人日本入れ歯リサイクル協会(埼玉県坂戸市)は昨年末から、こう呼びかけ始めた。入れ歯には金や銀、パラジウムの合金など高価な希少金属が使われている。その売却益を世界中の恵まれない子どもたちのために役立てようというのだ。

 寄付方法はいたって簡単。不要な入れ歯をきれいに洗浄して同協会に送るだけだ。入れ歯は金属の種類ごとに分けて貴金属精製業者に売却。売却益は日本ユニセフ協会に寄付される。

 一方、業者はプラスチック部分を除去した上で希少金属部分を精錬し、再生資源に生まれ変わらせる。希少金属は鉱石から取り出すのに大量のエネルギーがかかるがリサイクルすれば環境負荷も抑えられるわけだ。

 同協会では国内で不要になった入れ歯の3%だけでも、売却益は約2億円に及ぶと試算する。実際、3月までに全国から約3,000個が寄せられ、寄付総額は330万円にのぼった。高齢者の役に立った入れ歯が今度は世界中の子どもを救う。小さな善意が国際貢献につながるこの仕組みに期待したい。

 ホームページはhttp://ireba-recycle.com/index.html

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2007/4/28(土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
贈答品、イベントの記念品用の大量発注や名入れ等、別途お見積もりいたします。何でもご相談ください。
Copyright (C) 2001-2006 Glo-cal Neiborhood Ltd. All rights reserved.