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◆断熱材には「エコボード」を◆

▲「くん炭」でできた耐熱ボード

木造住宅などで厳しい寒さを防ぐために、床や壁に使われる断熱材。通常は石油原料の建材やグラスウールなどを使うことが多い。だが、国産の自然素材から作った珍しい断熱ボードを見つけた。建材メーカーの工房成瀬(秋田県横手市・藤原六郎社長)が開発した「くん炭ボード」は、環境負荷が少ないのが特徴の「エコボード」だ。

 まず近くの農協から引き取ったもみ殻をいぶして炭化させる。これが主原料となる「くん炭」。これにつぶした楮(こうぞ)の樹皮とトロロアオイの根、水を一定の割合で混ぜて型枠に流し込み、乾燥させればできあがり。和紙の製法を応用したもので、見た目はウエハースのようだ。

 木材同様、のこぎりで簡単に好みのサイズにカットでできる。空気をたっぷり蓄えたくん炭ボードは床の断熱・調湿だけでなく、自動車のトランクに使う消臭板など様々な用途が考えられそうだ。当初は厚さ24〜40mmまで3種類を用意。生産体制が整う来春から販売を始める予定だが、予約は受け付けている。予定価格は厚さ24mm、大きさ3.3平方メートルのものが2万1,500円。

 多少の微粉は出るが床の断熱材として使うには問題ない。同社では壁材としても利用できるように、空気を通す地元産の漆で表面処理したものも試作中だという。100%自然素材なので、解体するときには取り外して土壌改良材として役立てることもできるだろう。

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2006/11/25(土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
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