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お役立ち情報

◆米ぬか天然ワックス◆

▲植物由来のため環境にも優しい

 木製の床、家具などの汚れ落としやツヤ出しに使うワックス。最近では天然素材の商品が多く出回りはじめたが、乾燥を速めるために溶剤を含んでいるものも多い。このため人によってはシックハウス症候群などの原因になるケースもあった。

 こんな心配を払拭(ふっしょく)してくれそうなのが、塗料メーカーの日本キヌカ(石川県小松市)が開発した米ぬかを主原料にした塗料「キヌカ」だ。同社ではかつて家庭などで米ぬかを床磨きに使っていたことに着目。米ぬかから約20%の油分を抽出して精製した。従来の天然成分由来の塗料は乾燥に時間がかかり、使い勝手も悪かったが、植物の種子からとった精油を一定の割合で加えて乾燥を速めた。

 従来のワックスのように塗装面に保護膜をつくるのではなく、木材繊維にこの成分をなじませる。汚れや水がついても簡単にぬぐい取れ、ワックスとしても十分な効果が得られるわけだ。日焼け止めオイルのような感触でにおいもない。今月下旬から家庭用にも販売を開始。値段はボトルタイプ(1リットル)が6,825円で約30平方メートルを塗ることができる。

 日本では年間に約100万トンの米ぬかが発生するが、その約6割が産業廃棄物として処分される。キヌカはその有効利用にも一役買う格好だ。同社によれば、米ぬかで床磨きを経験した60代後半以上の世代から支持を得ているという。昔ながらの知恵を現代風にアレンジした米ぬか塗料を、次世代にも伝えていきたいものだ。

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2006/7/8(土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
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