現在のカゴの中   円 ( 個 )

お役立ち情報

◆海を守る認証マーク◆

▲MSCマーク入りの食品は徐々に増えている

 季節ごとに日本の食卓を彩る魚料理。ところが国連食糧農業機関(FAO)の報告によれば、世界の漁業資源のほとんどが乱獲されて枯渇の危機にひんしているか、予防のための管理を急がなければならないほど深刻な状況にあるという。

 海の恵みである魚を守るために、消費者の立場からできることはないだろうか。そこで注目したいのが、世界自然保護基金(WWF)などが設立した国際非営利組織、海洋管理協議会(MSC)による漁業と水産物の認証制度だ。

 まずMSCが世界各地で認証機関を認定。その認証機関が魚介種ごとに漁期や漁獲量、とってもよいサイズや性別など特定の条件を満たした海産物を認証するほか、漁具の紛失や船からのオイル漏れを防ぐ工夫など、海洋環境に配慮した漁業を認証する仕組みだ。

 国内では4月に初めて、魚卸問屋の亀和商店(東京・中央)が認証機関から認定され、MSCマークの付いた商品を出荷。ナショナル麻布スーパーマーケット(東京・港)などで、マーク入りのキングサーモンといった商品を販売し始めた。

 亀和商店ではMSCマークを多くの人に知ってもらおうと、このサケを原料とした「MSCあられ」も試作するなどアイデアを凝らしている。世界中ですでに約400の商品が売られ、国内でも京都府内の漁業団体がズワイガニなどで認証獲得を目指しており、マーク付き商品はさらに増えそう。小さなマークを通して世界の海を守る手助けができそうだ。

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2006/7/1(土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
贈答品、イベントの記念品用の大量発注や名入れ等、別途お見積もりいたします。何でもご相談ください。
Copyright (C) 2001-2006 Glo-cal Neiborhood Ltd. All rights reserved.