現在のカゴの中   円 ( 個 )

お役立ち情報

◆保冷剤でドライアイス削減◆

▲マイナス25度まで下がる超低温蓄冷剤

 ケーキやアイスクリーム、冷凍食品などを運ぶ際に使われるドライアイス。腐敗を防ぐために重宝するものの、地球温暖化の原因の一つでもある二酸化炭素(CO2)を固化したもので、とけると大気中にCO2が放出されてしまう。

 有機野菜などの宅配を手がける「らでぃっしゅぼーや」(東京・港)では少しでもドライアイスの使用量を減らそうと、繰り返し利用できる「超低温蓄冷剤」と呼ばれる特殊な保冷剤を今月から使い始めた。

 冷凍食品を宅配するには、商品をマイナス18度以下に保つ必要があり、従来は発泡スチロール製の箱に入れ、その上にドライアイスを置いて冷やしていた。新しく使い始めた保冷剤はドライアイスに比べて冷やす力が弱いため、アルミ製の袋に商品を入れ、さらに保冷剤と少量のドライアイスを入れることで温度を保つ工夫をした。袋と保冷剤は再利用できる。

 同社はこれまで年間に約850トンのCO2に相当するドライアイスを使っていたが、保冷剤との併用に切り替えたことで使用量は約6割減、二酸化炭素量も3分の1にあたる約260トンを減らせる見込みだ。これは約2万本の杉の木が1年間に吸収する量に相当する。

 働く主婦や高齢者世帯の増加を背景に宅配サービスの利用が広がり、ドライアイスの使用量も増加の一途をたどっている。便利な生活が環境に負荷をかけているケースは少なくない。わずかずつでも、使用量削減に向けた努力を評価したい。

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2006/6/24(土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
贈答品、イベントの記念品用の大量発注や名入れ等、別途お見積もりいたします。何でもご相談ください。
Copyright (C) 2001-2006 Glo-cal Neiborhood Ltd. All rights reserved.