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◆廃蛍光灯の再利用への一歩◆

▲専用リサイクルボックスに廃蛍光灯が集められた(大阪府豊中市)

 家庭用照明などに使われている蛍光灯。省エネ効果も高く、生活に不可欠な存在だ。ただ、蛍光灯は微量ながら人体に有害な水銀を含み、間違って割ってしまうと環境を汚染する恐れもあるため、使用後はきちんと保管してリサイクルする必要がある。

 ただ、使用済み蛍光灯は重量にして約95%が再生可能といわれるが、寿命を迎えた蛍光管の大半が不燃ごみとして埋め立てられているのが現状。リサイクル費用とともに課題になっているのは、各家庭からの使用済み蛍光灯の収集方法が確立していない点だ。

 そこで大阪府では昨年12月から今年1月にかけて、豊中市と蛍光灯の回収実験を実施した。豊中市のリサイクル交流センターの半径1km以内にある電気店8店舗で新品の蛍光灯を買った住民に、20円相当の「廃蛍光管引取券」を配布。2月10日までに古い蛍光灯と引取券を持参すれば、奨励金として20円がもらえる仕組みだ。

 この結果、1,248枚の引取券が地域住民に渡り、蛍光灯の回収率は94%にのぼったという。また、引取券を持たない住民の蛍光灯も無料で引き取ったところ、期間中に237本が持ち込まれた。蛍光灯回収への住民の関心はかなり高いといえそうだ。

 今回、奨励金とリサイクル費用は大阪府が負担した。蛍光灯専門のリサイクル施設も北海道や九州などで稼動しており、受け皿はできている。今回の実験結果を参考に費用負担や回収方法についての議論を深め、循環型社会への道筋を明るく照らし出したいものだ。

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2006/4/15(土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
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