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◆生ごみからひまわり油◆

▲町中に大輪のひまわりが咲いた(鹿児島県有明町)

 家庭からでる生ごみを堆肥(たいひ)にし、町中にひまわりを咲かせようという取り組みが鹿児島県有明町で行われている。

 ごみ出し管理を受け持つ住民団体の「衛生自治会」が町と協力して実施するのは「サンサンひまわりプラン」。委託業者が週3回、家庭から出た調理くずや残飯を回収。生ごみをもとに4ヶ月かけて作った堆肥を「循(じゅん)ちゃん」の名称で販売するほか、一部を住民がひまわりを育てる「一家庭1a(アール)運動」に回す。

 1a運動とは各家庭で1a(100平方メートル)分の土地に、町の花であるひまわり約500本を育ててもらう試みだ。希望する世帯や団体に「循ちゃん」5kgとひまわりの種を無償で配布。参加者が育て、収穫した種は回収して純度100%の食用ひまわり油を作る。

 今年は約1000世帯が参加し、夏には町内いたる所に黄色い大輪の花が揺れた。集まった種は4トンに上り、約800リットルの油がとれる見込みという。ひまわり油はコレステロールが少なくビタミンEを豊富に含む健康油で、高脂血症の予防も期待できるとされる。来月には種を提供した町民に実費(820g入り1,050円)で分配する予定だ。

 同町はこれまでごみの処分を埋め立てに頼ってきたが、5年ほど前から分別やリサイクルを開始。現在は28種類に上る分別を徹底しており、埋め立て量は5年で8割も減ったという。

 町ぐるみで知恵と汗を出して育てたひまわりは、黄金色の油となって食卓に上る。環境と健康、一石二鳥のエコプランといえそうだ。

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2005/10/22(土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
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