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◆朝市でごみを野菜と交換◆

▲生ごみを家庭の処理機で乾燥させて持ち込む(仙台市)

 朝市に乾燥生ごみを持ち込むと、とれたての野菜と交換してくれる。仙台市のこんな取り組みが好評だ。

 市が昨年4月に全区で始めた生ごみ減量の取り組みの舞台は、毎月一回、役所の駐車場や公園の広場に立つ朝市。家庭にある電動式生ごみ処理機で作った乾燥生ごみを持ち込むと、1kgにつき100円相当分の新鮮な季節の野菜と交換できる仕組みだ。今なら枝豆やとうもろこしなど、夏バテ解消にもつながりそうな野菜が並ぶ。

 可燃ごみのうち、生ごみの占める割合はおよそ半分。生ごみをリサイクルすれば大幅減量につながるが、一般家庭ではせっかく処理しても使い道がないという問題があった。

 そこで市内の環境団体が音頭をとり、3年前に同市青葉区の朝市で野菜との交換をスタート。市がこの取り組みに注目し、昨年から残る4区に広げた。市側は資源化事業委託として、朝市を主催する農業者団体に交換費用を支払っている。

 家族4人で1ヶ月に出る乾燥生ごみは1〜2kg。昨年度は市内5ヶ所の朝市で約800kgが野菜と交換されたという。農家は生ごみを牛糞(ふん)やおがくずなどと混ぜ合わせ、1年以上かけて質のよい堆肥(たいひ)に変え、野菜作りに役立てている。

 生ごみ処理機は電気を使うものの、減量で運搬や焼却にかかる環境負荷を下げられる。生ごみの循環で消費者と農家の関係もより深まりそうで、食卓や大地の笑顔が目に浮かんでくる。

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2005/8/27(土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
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