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◆リサイクル品で屋上緑化◆

▲古着などをリサイクルしたフェルトを利用(埼玉県戸田市)

 灼熱(しゃくねつ)の太陽がビルや道路に照りつけて、夏の都市部の暑さは耐えがたいほどだ。こんなヒートアイランド現象を少しでも和らげるため屋上緑化を進めようと埼玉県戸田市はリサイクル品を使った簡単な手法を開発した。

 同市環境クリーン室が開発したのは「フエルトガーデン戸田」と名付けた手法。緑の根っこを支える地盤に古着や古布をリサイクルして作ったフェルトを利用しているのが特徴だ。

 まず、屋上コンクリートの上にビニールシートを敷き、ペットボトルが原料のブロックで囲う。この際、水の逃げ道を作るため、ところどころ下に厚さ2〜3ミリのプラスチックなどの板を置く。次に囲いの内側に再生フェルトを敷き詰め、上に堆肥(たいひ)と粒状の再生ガラスを混ぜたものを5センチ程度の厚さに敷く。堆肥は生ゴミをEM菌と呼ばれる微生物で発酵させて作ったものだ。

 さらにフェルト、堆肥、フェルトとサンドイッチ状に載せれば土壌の完成。クローバーなど緑の植物の生育に適しているという。

 同市が市役所屋上で調べたところ、外気が40度近くても土中中心部は28度前後に保たれており、「効果は十分」という。費用もコンクリート上にくい打ちしたり、防水加工する従来の工法だと1平方メートルあたり2万〜3万円かかったのが、戸田方式だと数千円に抑えられた。

 試したい人は同市環境クリーン室に連絡すると、作り方や材料の購入先を紹介してもらえる。環境にも財布にも優しい屋上緑化。家族でぜひ試したい。

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2005/8/6(土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
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