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お役立ち情報

◆乾電池を無駄なく◆

▲まだ使えるレンズ付きフィルムの電池を再利用

 旅行先などカメラを忘れたときに重宝する「レンズ付きフィルム」現像後、本体はリサイクルに回されるが、中に入っている乾電池は電気が残ったまま再資源化されるケースが多いという。ここに目を付けた特定非営利活動法人(NPO法人)「RE機構」(東京・千代田)と横浜市内の障害者施設は今年1月、この内蔵乾電池のリサイクル事業を開始した。

 仕組みはこうだ。まずNPOがレンズ付きフィルムから取り出した単三乾電池のうち、バッテリー残量が95%以上のものを業者から買い取る。続いて市内12箇所の障害者施設の入所者らが傷や液漏れ、さびなどをチェックしたうえで10本ずつにパック。ゲームソフトの中古ショップや福祉団体の店舗などに卸している。値段は1パック400円と新品のほぼ半額で、人気は上々という。

 もともとNPO側はこの取り組みを10年ほど前から静岡県内などでコツコツと続けていた。これがたまたま横浜市の担当者の目に留まり、同市内で展開するきっかけとなったという。市は施設とNPOの仲介役にとどまり、事業そのものは民間ベースで運営しているが、環境に優しい製品を優先的に導入する「グリーン購入」の対象商品に指定するなど、乾電池の販路拡大の後押しをしている。

 リサイクルで見落としがちな盲点を突くような事業。貴重な資源とエネルギーを使って作られた乾電池だからこそ、とことん有効に使い切るようにしたいものだ。

 NPOのホームページはhttp://www.re-kikou.org/

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2005/6/18(土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
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