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◆口紅を使い切る◆

▲根本まで外に出る構造だ

 容器に残った部分をもったいないと思いつつ、捨ててしまう人が多い口紅。この問題を解決しようと、大阪市のデザイン会社は紅筆などを用いなくても最後まで使い切れる容器を開発した。

 「atoo(アトゥー)」がこのほど開発した「環境美人」は従来型と違い、口紅の根元部分まで外に繰りだすことができる。このため短くなっても唇に当てられる仕組みだ。
「使い切れる口紅容器」の開発については、指で後ろから押し出すタイプなど、これまで試行錯誤が繰り返されてきた。しかし、使い勝手の面で実用化が難しかったという。

 環境美人は口紅の残りが5ミリほどになった後、2〜3ミリずつ繰り出せる機能を付けたのがミソ。「カチッ」と音がするまで容器を回すと先端部分が少しずつ上がり、最後は根元まで外に出てくる。同社はこの「ストッパー機能」の開発に苦労し、丸8年かけてようやく商品化にこぎつけた。

 油分が多く洗い流しにくい口紅が残っていなければ、空き容器をリサイクルする道も開かれる。国内で販売される口紅は年間約5500万本。容器だけで1100トンにのぼる計算で、リサイクルで環境負荷を軽減する効果は大きい。スティックのりなどほかの商品にも転用ができ、さらに効果は高まりそうだ。

 同社は国内外の化粧品メーカーに対して、使い切り容器を採用してリサイクルシステムを構築するよう提案もしているという。「エコスティック」の普及で自分の口元だけでなく、環境までも美しく保っていきたいものだ。

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2005/6/11(土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
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