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◆座席に第二の人生◆

▲オフィス用のイスに生まれ変わる

 一年間に廃車になる自動車は、輸出中古車を除くと全国で約400万台。リサイクルが進み、全体の約8割が再生・再利用されているとはいえ、ウレタンなど複合素材で作られた座席シートなどの多くは、細かく砕いて埋め立てられているのが現状だ。

 こんな厄介者をよみがえらせようと、環境商品の企画・研究開発を手がける「ウィズ会宝」(金沢市)は、廃車の座席を家庭やオフィス用のイスとして再生。昨年12月に販売を始めた。

 もともと自動車の座席は高速で長時間のドライブでも疲れないよう設計してあり、家庭やオフィス向けに転用しても座り心地は上々。ヘッドレストは標準装備、リクライニングも自由自在だ。

 自動車の平均的な使用サイクルは10年といわれる。座席は大衆車クラスでも良質な素材が採用されており、クッションや布地の消耗が少ない。このため同社によればおよそ廃車10台につき1台の割合で転用が可能という。

 転用の仕方はいたってシンプルだ。解体工程でシート部分だけを引き取り、底面などについている不要な金属を切除。丁寧に洗浄した後、専用のキャスターに取り付けてできあがり。商品には「トレジャー(宝物)チェア」と名付けた。

 価格は送料別で1万6800円から。愛車の座席を加工するサービスも実施している。発売から半年で、既に160脚を販売したという。廃品を再利用したこのアイデアチェア、今後もエコロジー社会のお宝として重宝されるに違いない。ホームページはhttp://www.with-works.jp/

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2005/6/4(土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
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