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お役立ち情報

◆植物でともすエコろうそく◆

▲大豆やバームの実などを原料に用い、火を消した時のススも少なく抑える

 仏事や結婚式、クリスマスパーティーなどの演出に欠かせないろうそく。実は街で販売されている多くのろうそくは石油を主原料に作られている。もちろん伝統的な和ろうそくは、櫨(はぜ)の実などをすりつぶした自然由来であるのだが、石油系のものに比べて十倍以上と値が張るため、目にする機会はあまりないのが現状だ。

 将来、枯渇が懸念される石油にいつまでも頼ってはいられないと、ろうそくメーカーのカメヤマ(大阪市)では、植物だけを原料にしたろうそくを約5年の年月をかけて開発、2年前に商品化にこぎつけた。

 仏具店など販路に応じてシリーズ化されているが、スーパーマーケットなどで人手できるのが「クリ・オ」。燃焼時間は15―60分の3タイプがあり、60分のものが30本入りで420円となっている。

 使用する原料は大豆やパームの実など。原料から脂肪酸を抽出し、融点が約60度になるように組み合わせた。暑くてもぐにゃっと曲がらず、多少の衝撃でも折れないろうそくの基本性能を保つのに苦労したという。純綿を使用した芯(しん)糸も着火しやすくパッと消えるように工夫。火を消したときのススも少なく抑えた。同社ではほかにも天然ガスの主成分であるメタンを炭素と水素に分解し、特殊合成して作った天然ガスろうそくも作るなど、脱石油キャンドルを相次ぎ商品化している。

 暗がりにほのかにともるエコキャンドルの炎は、豊かな自然と共生する社会の到来を感じさせてくれる。

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2004/12/18(土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
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