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お役立ち情報

◆生ごみ発酵させ消臭剤に◆

▲消臭効果が薄れたら庭先などの土に混ぜ有機肥料として使える

 ホテルやスーパーでは食べ残しや調理くずといった食品ごみが大量に発生する。焼却処分してしまえばそれまでだが、環境に負荷をかけるだけでなく植物などのもつ有機分が無駄となってしまう。

 生ごみをたい肥などにリサイクルする動きは徐々に広がりつつあるが、一歩進んでいるのが鉄道会社の京王電鉄が確立した循環型システム。都内のホテルをはじめとするグループ企業から出される生ごみをたい肥化。数力月かけて発酵させた肥料を、細かい穴あきの不織布に箱詰めした家庭用消臭剤「消臭&肥料」(約180グラム入り、525円)として販売している。

 この消臭剤は活性炭と同等の消臭効果が約2週間持続する。トイレや生ごみ入れ、ペット用トイレ床の横などに置くだけ。効果が薄れたら庭先などの土に混ぜ、有機肥料として使用できる。ミツバの種のおまけ付きだ。吸着されたにおい物質は微生物によってすでに分解済みなので、土に混ぜても安全だ。今月下旬からは中身だけの詰め替え用も315円で販売する予定という。

 このシステムの特徴は消臭剤と肥料へのリサイクルだけにとどまらない。同社では肥料を農家に供給。水菜やホウレン草などの野菜を育ててもらい、グループ会社のスーパー、京王ストア全店で販売もしている。

 食品ごみを様々な価値ある商品によみがえらせる食品循環の輪の広がりを期待したい。同時につくり過ぎや食べ残しなど、食べ物を粗末にしないための工夫も忘れてはならないはずだ。

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2004/11/20(土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
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