現在のカゴの中   円 ( 個 )

お役立ち情報

◆風力発電、フクロウに学ぶ◆

▲風切り昔を大幅に抑え、太陽光発電を組み合わせたゼファーのハイプリッド風力発電機

 風をとらえて電気エネルギーを起こす風力発電。設置が簡単なプロペラ型の風車が一般的だが、羽が回るときに発生するシュルシュルという風切り音が近所迷惑となることもあり、騒音が普及のネックともなっていた。

 この風切り音を大幅に抑え、太陽光発電を組み合わせたハイプリッド風力発電機を5月に発売したのが小型風力発電機メーカーのゼファー(東京・渋谷)。コンパクトにすることで価格も29万9千円と従来品に比べ30―50%程度抑えており、ぐっと身近な存在になった。

 騒音低減の決め手となったのが、猛禽(もうきん)類のフクロウの翼の構造だ。同社では獲物を捕らえるとき、羽音で気づかれぬよう羽の内側に音をかき消す羽毛がついていることに着目。試行錯誤の結果、プロベラの背面に翼そっくりの形状のシリコン樹脂を取り付け、実現にこぎつけた。発生する音量は半減し、静かな図書館内とほぼ同等という。

 微風も逃さずキャッチしようと、1分間に6秒だけバッテリーに蓄えてある電気を使いプロベラを自力で回す。風車の下には約0.6平方メートルの太陽光発電用のパネルを設置し、両方を合わせた1日あたりの発電量は平均250―350ワット時。三角すい状の自立式ポールが付属でついており、ベラングのコーナーを利用すれば少ないスペースで自力で簡単に取り付けられる。フクロウの羽から学んだ風力発電は、自然の知恵について示唆を与えてくれる。自然と共生する暮らしの快適さにも実感がもてるはずだ。

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2004/10/9(土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
贈答品、イベントの記念品用の大量発注や名入れ等、別途お見積もりいたします。何でもご相談ください。
Copyright (C) 2001-2006 Glo-cal Neiborhood Ltd. All rights reserved.