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◆紙おむつをリサイクル◆

▲「おむつtoおむつ」の仕組みが軌道に乗るのも間近(試作品)

 使い捨て型の紙おむつは、何度も洗いながら使う布おむつに比べれば資源の有効利用という点では明らかに劣勢にある。しかし利便性が受け、パルプと水分を吸収ずるポリマーを主成分とする紙おむつの方が圧倒的に支持されているのが現状だ。高齢化社会の進展で紙おむつ需要はますます伸びることが予想されるが、汚物が付着しているために焼却処分せざるを得ないままでは環境への負荷増大も大いに懸念される。

 捨てるしか手がなかった紙おむつ。しかしリサイクルすることで環境への負荷を軽減しようとする動きが出てきた。福岡大学などと5年間にわたって共同研究を手がけてきたトータルケア・システム(福岡市)では実験段階を終え、9月にも1日20トンの使用済み紙おむつを処理できるプラントを稼働させる見込みだ。

 処理の仕組みはまず、病院や福祉施設などから回収した使用済み紙おむつを細かく破砕。次に専用プラントでポリマーから水分な取り除くほか、水を使った分離・洗浄などの工程を経てパルプやビニール分などの素材ごとに分ける。この結果、パルプは紙おむつなどの原料に、ポリマーや汚泥は土壌改良剤、ビニール分は固形燃料にリサイクルできる。消毒液を加えたり高温乾燥するため、衛生面でも問題はないという。大量に使う水は繰り返し循環させ、資源の有効利用にも配慮している。

 プラントを増やせば、大量の再生紙原料を安定的に供給できるという。「おむつtoおむつ」というリサイクルの実現もそう遠い話ではなさそうだ。

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2004/7/31土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
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