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◆ネオン街に根付く省エネ◆

▲省エネへの取り組みをアピール

 阪神タイガースフィーバー沸騰中の大阪市は、色とりどりの派手なネオンサインが名物の街だ。キタやミナミの繁華街は、大書された企業の社名や商品名のオンパレード。確かにPRは「目立った者勝ち」だろうが、まぶしいほどのネオンの輝きを見ていたら、電力の無駄遣いではないかという気もしてきた。

 では逆転の発想とばかりに、目立たないネオンがあったらどうだろう−−。リコーが4月から同市北区に設置している「消えても構わないネオン」は、意外な評判を呼んでいるようだ。

 風車による風力発電とソーラーパネルの太陽光発電を組み合わせ自家発電する。この電気をバッテリーにため、夜間ネオンを点灯させる。設計上は毎晩7時間点灯するのに必要な電力を確保できるが、そこはお天気次第。風の弱い日が続いたり日照時間が不足したりすれば、当然ネオンはつかない。 幸いこれまでのところ、「RICOH」の文字は毎晩浮かび上かっているものの、今後日没が早まるとどうなるかわからない。

 それでも、風車のプロペラを見た歩行者らから「あれは何だ?」、自家発電の種明かしに気付いた人からは「環境を大切にする企業姿勢に賛成」など反響が相次いでいる。これで夜間にネオンが消える事態になれぱ、明るいネオンとの対比で目立ち、むしろ思わぬPR効果を生むかもしれない。

 派手さや明るさが売りだったネオンの街が、環境を守るために暗さの工夫を競うようになったとしても、大阪のエネルギーがとぎれることはない。

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2003/9/13(土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
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