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◆ヒノキ畳で防ダニ◆

▲ヒノキが湿気を調節してくれる

 最近の住宅は気密性がアップし、寒い冬の間も暖房が効いて快適に過ごせる。半面、こうした環境は害虫やカビにとっての天国でもある。ダニなどの温床になりがちな畳では、殺虫剤を染み込ませたシートを使うなどの対策がとられることが多い。化学物質が悪い影響を及ぼさないか不安になる。

 こんな思いを杞憂(きゆう)にしてくれそうなのが、自然の力を引き出し、健康に配慮した畳作りを進める建材メーカー、飛騨フォレスト(岐阜県萩原町)。従来の畳の主材料だったわらに代わり、ヒノキの間伐材を利用した「健康ひのき畳」を、5年間の試行錯誤の末に発売した。

 地元で使い道に因っていたヒノキの間伐材を、きしめんのように細長く削って圧縮加工する。これを麻の布で挟み込み、天然イグサの畳表を張り付けた。畳全体の土台となるヒノキの部分が、乾燥によって反らないよう、独自の製法を編み出したという。

 ヒノキが含む天然成分には、防虫・防カビ効果があるとされる。畳の中に入れれば、殺虫剤などの化学物質に頼らなくても、快適に過ごすことができる。さらに余分な水分を吸収してくれるので、湿気が気になる梅雨の時期などに、ジメジメ感を軽減してくれるのもメリットだ。

 今井実郎社長は「青森などで生育するヒバという木を使えば、防虫効果はさらに強くなるだろう。ほかの地域とも連携、自然の畳にこだわりたい」と意欲をみせる。天然素材の持ち味を生かし、安心してくつろげる畳には、家族の温かなだんらんが似合う。

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2003/2/22(土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
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