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◆建設廃棄物を見張るカメラ◆

▲カメラのある廃棄物処理施設

 山林や人目につかない場所へのごみの不法投棄が後を絶たない。家電製品や自動車だけでなく、住宅やビルの解体時に出た建設廃棄物が、大量に捨てられる深刻なケースも目立つ。特に建設廃棄物では「業者にまかせたので後のことは知らない」という工事を頼んだ人の無関心も、一因になっているのではないか。

 こんな状況に一石を投じたのが、大阪市の建設会社、大松土建。同社はほかの建設会社の工事で出た建設廃棄物も受け入れる中間処理施設を運営。解体工事を発注した人に、廃棄物が適正に処理されているかチェックしてもらおうと、カメラを設置してインターネットを通じて公開している。

 同社の処理施設約4,500平方bをぐるりと見渡せる場所に、高さ20mの鉄柱を立てた。てっぺんに24時間稼働の小型カメラを取り付け、パソコンを使ってカメラの向きや倍率を遠隔操作できるようにした。自分の建物から出たごみを積んだトラックがきちんと処理施設に到着するかどうか、常時監視できるのが売り物だ。

 もちろん、建設会社からトラックの到着予定やナンバーを事前に教えてもらえなければ、チェックできない。しかし、問い合わせをする人が増えれば、業者側も無視できず、より透明性の高い廃棄物処理を迫られることになる。

 大松土建に運び込まれた建設廃棄物は分別して処理。コンクリートの破片は細かくし、道路の路盤材用として再利用している。こうした取り組みに関心を持つことが、不法投棄の根絶に向けた第一歩になると確信している。

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2002/11/9(土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
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