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◆手作り太陽発電所に学ぶ◆

▲「必要な電力量に合わせシステムを構築できる」と桜井さん

 「活用が進んでいる様々な自然エネルギーの中でも、大陽光発電はけん引車的存在」と断言するのは、環境関連の非政府組織(NGO)、「ソーラーネット」(埼玉県小川町)の桜井薫さん。天候で発電量が左右されるマイナス材料はあるにしても、設備がコンパクトで自作できるため、比較的低コストだと期待している。

 インドネシアで1995年から、電気の通っていない山間部などを中心に、太陽電池を利用した発電システムを家庭に導入する取り組みに注力。現地NGOと協力して半導体など必要な部品を調達、完成品に仕上げる過程で、手作りの大切さを学んだという。

 発電設備の仕組みが理解できれば、壊れた場合には修理できる。インドネシア政府が主導して設置した発電設備の多くが、トラブルを抱えたまま放置されている現状を踏まえれば、システムを一から構築するプロセスで身に付いたノウハウは貴重だ。

 電力が行き渡っている日本では、発電システムを自作する必要に迫られるケースはまれ。しかし、地球温暖化対策や石油資源の枯渇を背景に、大陽光発電などを導入しようという機運は高まっている。自作が一般的になれば、コスト面でのメリットはさらに増す。

 インドネシアで培った発電システム修理のためのノウハウが、日本では普及を後押しする知識として生きる――。桜井さんはこんな思いを、国内向けのマニュアルとしても具体化した。身の丈に合った発電設備が各地で自作され、家庭を明るく照らす日々を心待ちにしている。

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2002/8/24(土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
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