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◆カーライフを合理的に◆

▲「駐車場がいらないのも魅力」との声も

 国内の自動車保有台数は7,000万台を超え、都市部での渋滞は慢性化している。環境にも無用な負荷をかける車の過度な利用に歯止めをかける策として、多くの人が車を共同で利用する「カーシュアリング」に注目が集まっている。

 これまで各地のビジネス街で試験的に導入されているが、 一般家庭への普及はこれから。住宅街でカーシェアリングを機能させるための課題を整理しようと、自治体や民間企業が参加する「交通エコロジー・モビリティ財団」は、このほど東京都北区のマンションを対象に、ガソリン車を使いモデル実験した。

 43世帯に対し車4台を用意。必要に応じて車を使い、元の場所に戻すレンタカー感覚だ。ICカードを導入し、24時間利用できるのも特徴。料金は時間と距離の合算で、例えば2時間で20km走行すれば900円になる。

 実験の成果は上々。車を利用する機会が大幅に減少し、目的地が近ければ自転車や徒歩に切り替える人が相次いだ。「一回の買い物で、必要なものをまとめて購入したり、ほかの用事も済ませたりするようになった」と反応は前向き。実際、利用者の約9割が「条件次第でマイカーを手放してもいい」と回答したという。

 同財団の市丸新平さんは「日本ではマイカー意識が高いとされるが、手応えは十分。普及への課題は優遇制度などバックアップ面」と指摘する。交通渋滞や排ガス問題への処方せんであるカーシェアリングは、車依存の生活習慣を脱し、合理的なライフスタイルを身に付ける好機にもなりそうだ。

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2002/7/13(土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
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