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◆コーヒー産地の環境守る◆

▲生豆をその場でばいせんして売る

 一杯のおいしいコーヒーはつかの間の幸せを感じさせてくれる。南米産やアフリカ産など、豆の産地によって酸味や苦みが違い、様々な個性を楽しませてくれるが、「雑味がなくまろやかな味を醸し出すのは無農薬・無化学肥料栽培の豆」と言うのは、横浜市のコーヒー豆販売店「珈琲工場&百屋」の店長、勝田淳さん(29)だ。

 商店街の一角で、無農薬・無化学肥料栽培の生豆をその場でばいせんして販売している。無農薬にこだわるのは、うまさのためだけではない。コーヒー栽培で農薬を使うと生産者が健康被害を受けたり、農地や豆自体が農薬に汚染されたりするおそれがあるからだ。

 また生産者の経済的自立を促すため、公正貿易(フェアトレード)による仕入れもしている。この制度では、国際相場に左右されない最低買い取り価格を生産者に保証する。安定した営農を後押しするため長期契約を結んだり、代金の一部を前払いしたりもする。

 人気のある「ベルー」や「ボリビア」など四銘柄を販売している。いずれも欧米の有機農産物認定機関で認証を受けたもので、価格はばいせんそた豆300gで700円から。希望すれば粉にひいてくれる。店内では、これらの豆を使ったコーヒーを一杯160円で提供、近所の人の憩いの場にもなっている。

 「生産者の立場に立った関係づくりがカギ」と勝田さん。BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)など食の安全性が揺れる現在、この店の取り組みは持続可能な社会づくりのあり方を見つめ直すきっかけにもなりそうだ。

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2002/5/25(土)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
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