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◆駅弁もエコロジーに◆

▲燃やしてもダイオキシンが発生しない「かにめし」

 旅先の楽しみの一つに駅弁がある。その土地ならではの弁当に舌鼓をうつのは格別だ。

 現在売られている駅弁は全国で2千種類を超えるといわれ、その容器も多種多様だ。かつては木や陶器、籐(とう)、竹の皮に包まれた物が主流だったが、今ではプラスチックや紙製が出回り、長距離列車から出るゴミのなかで、弁当のくずが相当量を占めている。

 こうしたなか、環境に負荷をかけない駅弁が出てきた。東海道線の草津駅(滋賀県草津市)では信楽焼の植木鉢に弁当を詰め込んだ「お鉢弁当」(850円)を販売している。この駅弁がおもしろいのは、はつか大根の種がついていることだ。食べ終わったら容器を持ち帰り、自宅で大根を育てる楽しみがついている。

 この弁当を作る南洋軒ではではほかに捨てても土にかえるようにと、容器の中皿を天然葦(あし)で作ったものも販売している。ソースやしょうゆの容器もなくした。その名も「いただきます」。値段は700円と800円の2種類ある。 山陰線鳥取駅ではアベ鳥取堂の「かにめし」(1千円)もエコロジーを意識した弁当だ。容器はカニの形をしており、燃やしてもダイオキシンが発生しない。また、土中に埋めると分解する。こだわりは容器だけではない。弁当の中身もできるだけ食品添加物を抑え、食通をうならせている。

 昨今は全国で有機野菜を使った駅弁も登場し、人気となっているという。駅弁を買うとき、環境に配慮したものを選べば、おいしいエコツアーができるのだ。

(グローカルネイバーフッド代表 後藤浩成)
2002/2/19(火)日本経済新聞(夕刊)「グリーン通信」掲載
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